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日本基督教団改革長老教会
協議会ニュース 第46号

すべての長老(役員)を招いて

加藤 常昭

 日本基督教団改革長老教会協議会も、もう八回目となりました。献堂されて問もない鎌倉雪ノ下教会の教会堂を満たす長老たちを迎えて、わくわくするような思いで過ごした最初の集会をなつかしく思い起こします。あの時、現在のような協議会の姿を思い描くことができたであろうかと思い、神の恵みを感謝します。

 それから一四年、何と言っても協議会活動が始まって以来、連合長老会加盟教会が増えました。今日の連合長老会の成長を誰が預言し得ていたかと思いますし、これは協議会なくしては考えられないことです。しかし、まさにそこで協議会が新しく問われていると思います。特に今回の第八回協議会は、この協議会運動の将来を新しく拓く課題を改めて自覚すべき時であると思います。

 今回の主題は、「礼拝」です。特別な主題ではないかもしれません、この主題で学ぶことも既に多かったと思います。そうです。しかし、私どもにとって、礼拝は決して自明なことではありません。「皆が預言しているところへ、信者でない人か、教会に来て間もない人が入って来たら、彼は皆から非を悟らされ、皆から罪をされ、心の内に隠していたことが明るみに出され、結局ひれ伏して神に礼拝し、『まことに、神はあなたがたの内におられます』と皆の前で言い表すことになるでしょう」。このコリントの信徒への手紙一第一四章が伝える礼拝が、私たちの教会の礼拝の現実となっているでしょうか。私たちのなかにおられる神のご臨在を証しする礼拝になっているでしょうか。そうであれば、現在の伝道停滞の理由はどこにあるのでしょうか。生きておられる神がおられることを証しし得る教会に伝道停滞はあり得ません。その意味で、今回の協議会が私たちの自己吟味、自己批判、自己変革のよい機会になればと思います。

 ところで、協議会は礼拝の使命を、特に長老会の務めとして再把握しようとしています。これもまた、決して特別なことではありません。日本基督教団規則は、役員会が処理すべき事項の第一に「礼拝及び聖礼典の執行」を掲げ、第二に「伝道及び牧会」を掲げています。これらは決して教師、牧師だけの務めではありません。規則でも教師については、これらのことは記されておりません。教団の教会であって、教会として規則を重んじる教会であれば、礼拝執行は役員会の責任であることを十分にわきまえているはずです。役員会の務めは、単なる教会経営ではありません。牧師の営む礼拝行為を陰で支えるというようなものでもありません。礼拝主催の責任は役員会にあります。協議会に集う改革長老教会の伝統に生きる者たちは、このことをよく知っているはずです。しかし、ほんとうによく知っており、正しく、その責任を果たしているか、それは何度でもきちんと吟味し、問い直し、変革すべきところは変革しなければなりません。

 既に気づかれたでしょうが、礼拝と長老会との関わりは、確かに一方では改革長老教会が最も真剣に問い続けてきたものです。しかし他方、教団の規則に改革長老教会の伝統の影響が色濃く見られるということでもありますが、教団の教会であるならば、どこの教会でも受け入れることができる重要な課題です。長老会と呼んでいないところでも、教会における役員の責任、特に礼拝に対する責任を問い直そうとする教会であるならば、ぜひ今回の協議会に参加していただきたいと思います。考えてみれば、協議会というのは現在の日本において、恵みの神が生きておられることを証しし、日本人のこころを深く病んだものにしている罪を明らかにしながら、キリストのみが与え得る慰めを語る教会を形成したいと願う教会、その役員であるならば、誰でも参加できるし、またぜひ参加していただきたい集会であると思います。そうでなければならないのです。

(隠退教師)


東北改革長老協会協議会の活動

高橋和人

仙台東六番丁教会牧師

 最近の東北改革長老教会協議会の主な活動をお知らせします。

 東北地域は宮城、福島、山形の三県にまたがり、これまで主に宮城、福島より十六教会が協議会活動に参加している。発足以来定期協議会を中心として長老研修会、教師研修会が定期的に開催され、これまで長老の務め、歴史、職制、信仰告白などの学びと、教会を取り巻く現状についての協議、教会間の交わりが積み重ねられてきている。昨年の第七回協議会は「われらが信じるニカイヤ信条」と題し、山本菊子牧師の講演を中心に行うことが出来た。

 近年は地域が広いため、日常的な活動と交流を深めるために福島、宮城それぞれの県を中心とした集まりが開催されるようになってきている。今後、地域教会的な形成のためにさらに活動を充実、定着する上で大きな役割を持つことになると思われる。

 福島では六教会の教師が参加し、牧師勉強会が行われ、中でも特に関係の深い三教会長老懇談会が予定されている。

 宮城では昨年九月から準備会を行い、今年一月二十一日仙台東一番丁教会を会場に、各教会長老全員を対象に、第一回「宮城長老懇談会」を開催した。参加、八教会伝道所。参加牧師・長老、五十五名。まず各教会の長老会の様子が報告され、次に「長老の務めについて」仙台広瀬河畔教会佐々木達也長老により、同教会の取り組みについての丁寧な発題がなされ、続いて書記・会計・礼拝・事務について、分団に分かれて協議を行った。協議を通して各教会の長老会の現状がかなり違うことが明らかになり、課題も浮かんできたが、踏み込んだ形で互いの教会、長老会を知ることができた意義は大きい。今回は懇談会という形をとったが、今後さらに積み重ね整えられて教会会議の形成に資する大きな一歩となった。


全国青年修養会に参加しよう!

改革長老教会と時代の荒波―全国協議会に初めて出席して―

 今年で四回目を迎えます全国青年修養会は、会場を小田原から京都に移しての、二十一世紀最初の修養会となります。今回はヘブライ人への手紙から「主キリストは新しい契約の仲介者」を主題にして、イエス・キリストに対する正しい信仰を身に着けていただきたいと願っております。

 講師の馬場康夫先生は、若手の気鋭の牧師で神戸出身のバリバリの関西人です。聖書全体を見通した、ヘブライ人への手紙の深い読みとユーモアを交えたバイタリティー溢れる講演は、必ずや参加者たちの心を捕らえるものと確信いたします。

 また共に祈り、共に語り、共に主を喜び、誉め歌いながら、主にある交わりに生きる三日間にしたいと願っております。どうぞ一人でも多くの青年たちを、この修養会へお送りください。西日本の教会はもちろん、全国の教会からの積極的な参加をお待ちしております。

全国青年修養会実行委員 高多新

第4回全国青年修養会プログラム
日時:2001年8月2日(木)〜4日(土)
場所:関西セミナーハウス(京都)
主題:「主キリストは新しい契約の仲介者」
聖書:ヘブライ人への手紙第9章15節
講師:馬場康夫牧師(小田原十字町教会)
聖書研究服部修牧師(駿府教会)
お問い合わせ:全国青年修養会事務局
TEL/FAX(0739)47-5022
南紀の台伝道所内
〒469-2100 和歌山県西牟婁郡上富田町南紀の台14-3

事務局報告

  阿部 祐治

日本基督教団改革長老教会協議会ニュース第46号
発行:2001年6月5日
事務局〒158-0082東京都世田谷区等々力3−28-22 自由が丘教会内
電話:03-3750-4559
FAX:03-3750-7893


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